2021年07月21日
先進運転支援システム(ADAS)として、特に衝突被害軽減ブレーキは2019年の新車搭載率が90%以上、ペダル踏み間違い急発進抑制装置は同80%以上に達し、その一方で、先進運転支援システム(ADAS)に関連するセンサー類、電装系の不具合を原因とした誤作動による事故も増加傾向にあるが、従来の法規では、こうした先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムは法定点検や車検の対象となっていなかった。
そのため、保安基準対象装置への自動運行装置の追加、道路運送車両法の一部を改正を行い特定整備の対象とした。
OBD(On-board-diagnostics)とは、車載式故障診断装置のこと。
2021年10月より、自動車(大型特殊自動車及び二輪の小型自動車を除く)に搭載された先進技術※が使用時において確実に機能させるために、1年の点検項目に「車載式故障診断装置の診断の結果」(=OBD点検)が追加されました。
※先進技術=原動機、制動装置、アンチロックブレーキシステム(ABS)、前方及び側方のエアバック、衝突被害軽減制動制御装置、自動命令型操舵機能及び自動運行装置
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